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2010年1月22日 (金)

新型インフルワクチン

去年の夏から秋にかけ、マスコミこぞっての大騒ぎだった。

最初はちょっとビビってたが、途中で何かしら胡散臭さを感じ始めた。

あたかも黒死病が再び流行るかのようなキャンペーンが連日行われ、流されるニュースの量がハンパじゃない。マスコミ独自で取り上げるにしては、度が過ぎている、と。

で、結果は、今や明白。

政府の「脅し」にも関わらず、予防接種を受けたのは国民の一割以下。
「フランスのワクチン保持は9400万本、全世界の一割、8億6千9百万ユーロ。一人二回接種を受ける前提だったが、接種者は500万人だった」らしい。

一つには、予防接種は「国家配給制」として一般開業医には任されず、分かりにくい場所が指定されていたためでもあるが、会社の従業員に予防接種したかと聞いてみたら、ワクチン接種なんて、怖くて・・・との返答。

そりゃそうだろう。臨床試験もろくに行っていないワクチンなんて、誰が受けるかい。

今になってワクチン接種が一般開業医に開放されたが、もう誰も行かない。

厚生大臣は未納分はキャンセルするとの声明を発表したが、一旦発注したものが全く無償でキャンセルできるわけがない。

カタールとかエジプトへ余った在庫の転売を試みているらしいが、こんなん、弱者を威圧してツケ回ししてるだけ。

製薬会社と昵懇で、WHOにも強い影響力を持つ学者が、繰り返し「新型インフルの脅威」宣伝を要請したとの話も眼にしたが、真偽の程は知らない。

でも、この騒ぎ、ちょっとだけフランス人に良いものをもたらしたようだ。

フランス人に、手を洗う習慣がついた(トイレで手を洗う連中が多くなった!)。

100年スパンで見れば、安いキャンペーン費用だった・・・のかな?

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