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2010年3月25日 (木)

クラシックカー

 アキテーヌ地方に行った折、クラシックカーコレクションを見せてもらう機会があった。

 広い倉庫の中に数々の古い車が所狭しと並んでいたが、ぼくのお気に入りは、なんと言ってもシトロエンDS。

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ぼくがよほど嬉しそうな顔をしていたのだろう、所有者が、運転席に座ってもいいよと言ってくれた。

 好きだと言っても、それほど詳しいわけではない。

 これ、ジャン・ギャバンが乗ってたのと同じモデルだろうか?なんてことを考えながら、いそいそと運転席へ。

 エンジンをかけてみろと言われてやってみたが、お作法が分からない。

 ひとたびエンジンが回り始めると、心地よい音と震動が体を包む。

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 ハンドルは一本スポーク。昔々初めて見た時、「カッコええなあ」と思った。

 80年代の、後継車であるCSのスピードメーターは既にデジタル表示だった。当時液晶表示なんかがあるわけがなく、数字が書かれた表示板が回転する方式だったのだけど、シトロエンの進取の気鋭には凄いものがあったのだ。

 このDSのコンソールは、至って普通。

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 ノーズが長いのは、所謂「高級車」の雰囲気のために必要だったのだろうが、ボンネットの中は実にシンプル、コンパクト。

 タイヤがここに置かれているのは、衝突安全性を見越してのことだったのだろうか。

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 ルーフ後部が屋根のように出っ張っているのが、何とも言えず、レトロで好き!

 デザインに古さは見られるが、「古臭さ」はない。

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 言わずと知れた名車、2CV。

 大人4人で持ち上げられるほどの重量(その現場を見たことがある)

 本体と税金の安さで売れた車だけど、今でも古さを感じさせないデザインは、拍手を送りたくなる。

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 このクラシックカーコレクションの主は、自分でも車を組み立てている。

 ぼくが喜んでいるのを見て、「ちょっとだけ見ていくか?」と別のアトリエに誘ってくれた。」

 メカニック部分は本物の車のパーツを使っているが、車体は自作加工の木で作られている。

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 座り心地が良いとは決して思えない。

 でも、完成の暁には、座布団でも敷いて走ってみたい、そんな気分にさせてくれるのは、ぼくのレトロ感覚だけでなく、所有者氏の嬉しそうな、愛おしそうな感覚がぼくに乗り移ってしまったせいなのだろう。

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