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2010年10月 1日 (金)

マクドナルドのハンバーガーとディズニーランド

 1980年代半ばだったと思う、マクドナルドがパリに進出してきたのは。

 当時、識者はこぞって、こんなジャンクフードはフランス文化に似合わないし、受け入れもされないだろうと叫んでいた。ぼくもそう思っていた。

 フランスは安手の大衆食堂だって、ちゃんと前菜と主食に分かれて出てくるお国柄だし、味にもうるさい。そんな国で、あんなちゃらちゃらしたハンバーガーなんぞがはやるわけ無いと思ってた。
 四半世紀前、会社からそう遠くない所にできたマックで昼食を済ませたことも何度かあったけど、もともと好きではないので、すぐにやめた。

 パリ郊外へのディズニーランド計画が具体化したのも、80年代。
 これも、識者はこぞって「フランスにはそぐわない」の大合唱だったし、その完成を見ないままにぼくは帰日したけど、フランス人がそんなとこに遊びに行くわけないよな、彼らは自然との遊び方を知っているんだから、と思ってた。

 ところが今は、どうだろう。

 マクドナルドは至る所に店を並べ、ディズニーランドも建て直しが功を奏したらしく、集客状況は悪くないようで、シャンゼリゼ通りにディズニーグッズ店が開店する始末。

 この国の人々は、もっとしっかりしていると思ってたんだけどな。
 ちょっとがっかり。

 それとも、易きに流れる演出が実に素晴らしいアメリカ方式を賛美するべきなのだろうか。

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