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2011年2月16日 (水)

挨拶の言葉 その2

 「いただきます」を書いたのに、「ごちそうさま」が抜けてた。

 フランス語には、ないんだよね、この表現。

 狩猟民族は自分の力でターゲットを屠ってからそれを喰らうんだから、感謝なんて無いんだろうか。他の狩猟民族の国ではどうなんだろう。

 狩りに出ない女が、男が持ち帰った肉を喰らう時にも、狩りをしてきた男に対する感謝の表現はなかったんだろうか。
 それとも、そんなコトバを発することができない位、オンナの地位は貶められていたんだろうか。

 西欧はレイディ・ファーストの国、日本のオトコも見習わねばならないなんてお題目を随分昔から聞かされてきた。

 見かけはそうだなんだけど、それ、嘘っぱち・・・てのは、言い過ぎだろうね。ハイソの社会では、少なくとも表面上そう装ってはいるんだから。

 フランス国内で、家庭内暴力により殺される女性は、数字は忘れたが、随分多いらしい。
 去年の秋だったか、TVの特番で女性に対する暴力というテーマがあって、その中で、小学校だったか中学校だったがで、レポーターが男の子に「どうして女の子をいじめるの?」と聞いたら、返ってきた答えが
 「だって、女の子って、弱いんだもん」。
 これ、ちょっと凄くない?

 マスコミなんて、異様な現象を殊更取り上げて、大衆の愚劣な感覚を煽ることで飯を食ってるのが大半。だから、そのシーンが普遍的なものであるとまでは言わない。

 そうは言わないまでも、でもこの番組のディレクター、ここで「(フランス国内の)視聴者の反感反発は呼ばないと見た」ことだけは確かだろう。

 西洋の「弱肉強食、戦闘社会、統治する者とされる者」というメンタリティーは、その本質的な意味あいに於いて、今も連綿と続いている。

 だから、

 こちらの世界では「挨拶」ってのは、意外に重要。

 もう長くなっちまったから、これ以上書くのはやめるけど。

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