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2011年5月18日 (水)

握手の作法

 以前に挨拶について書いたことあるけど、おそらくぼくは絶対に真似できないだろうという挨拶の表現作法がある。

 握手の技術。

 手を握りゃいいってもんじゃない。
 この握手の瞬間にどれだけ相手の状態を読み取れるか、相手にどれだけ自分を伝えられるか。

 管理職たるもの、この感触で相手の健康状態、精神状態まで見抜けなければならない。

 ことある度に思い出すのが、昔のセールスマネージャーの握手。

 大きな分厚い手がこちらの手を丸ごと包み込み、手を触れた瞬間は軽い接触だったはずなのに、すーっと握りしめられていって、最後はしっかりと握りしめられている。一、二秒間のその握りしめられていくスピードが、得もいわれず微妙なのだが、到底文字では表せない。わけもなく信頼感が湧いてくるのだ(ぼくは彼を要注意人物として見ていたにも拘わらず)。

 下世話な言い方をするなら、あの技を持ってすれば、落とせない女はないだろう、そこまで思わせる技術だった。

 ぼくがそんな境地に至ってる筈はない。
 それでも毎朝従業員と挨拶をしながら、握手の中から感じ得るものは、確かにある。

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