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2011年9月 1日 (木)

フランスの原発と渇水 その2

 今日、EDF(フランス電力公社)の人間と話す機会があったので、五月、六月の渇水時期はどうだったのと聞いてみたら、原発が設置されている河はいずれも水量が豊富なので、心配はなかった、幾つかの発電所では操業低下はあったけど、とのことだった。
 ここまでは、マスコミ報道通り。

 それより気になったのは、水温だという。
 五月六月はひどい猛暑だった。

 「冷却水」として使う水。その温度が高ければ、原発の発熱を冷やす水は余計に必要となる。

 お前の国で原発は今後どうなると聞かれたので、大半の国民は原発に反対してるけど、じゃあ代替発電はどうするかという議論が進まないのだと答えたら、そうだろうと頷きながら、原発は安全なのだと彼は言った。日本の原発とフランスの原発はシステムが違うと付け加えた。

 あーた、そら、もう、原発は安全「でなければならない」からね、とぼくがお追従したのは、相手がクライアントであるが故。
 勿論、ここで頑張れば世の中が変わるという分岐点なら、あたしゃ拙いフランス語を駆使して原発を諫める発言を重ねたろうが、なにもフランス電力公社最高責任者と会談したわけではないので、そんなことされた日にゃ相手も困るだろう。

 が、使用済み核燃料、耐用値数が過ぎたプラント等々の廃棄物、どうするつもりなんだろう。
 フランスのコジェマのラ・アーグ再処理工場、英国のBNFLのセラフィールド再処理工場の放射性溶液垂れ流し事件のことは既に書いた。

 ノルウェー産のししゃも、大丈夫だとは保証しかねる。

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