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2011年10月11日 (火)

Lille リール

 リールはフランス北部の街。ドーバー海峡に近く、ベルギーと国境を接する辺りに位置している。昔は石炭や織物産業で栄えた。

 全体的にしっとりと落ち着いた良い感じの街だが、殊更大きなインパクトを持っているわけでもなく、日本からの観光客がわざわざ足を伸ばすほどのこともない。

 かく言うぼくも、仕事で何度か通り過ぎたりちょっとだけ足を下ろしてみたりしたことはあるが、「知ってるか?」と尋ねられれば、「あんまりよう知らん」と答ざるを得ない程度。

 だからというわけでもないが、この八月、ブリュージュへ行った帰りに、序でだからリールへ寄ってみた。

 カタカナで「リール」と書くが、フランス語の発音では「リル」に近い。「リル」と言われると、街のリールのことだか島のことだか分からない。島は「イル」だが、これに定冠詞の「le」が融合して「リル」となる。その昔は河口の三角州だったんだろうか。

Lille

 「A」マークがリール。画像をクリックすると左下に「サン・マロ」という地名が見える。モン・サン・ミッシェルはその近辺にある。

 リールは第二次大戦でめちゃくちゃになったけど、旧市街は復旧されたそうだ。

Lille_201108_02

Lille_201108_03

 ノルマンディー地方風より、むしろベルギー風にぼくには見えるが、この地方は大昔から領主様も国境線も繰り返し変わってきた地域だ。今の国境感覚であれこれ言っても意味はない。

 日本人観光客はそう多くはないんだろうけど、ベルギー人観光客は当然多い。
 ベルギー人というのは、なんだかもっさりしてる。そう思うのは、多分ぼくがフランス人の偏見に染まってきているからだろう。

 今回赴任ではベルギー人を嗤う小咄をとんと聞かないが、四半世紀前には、いろいろ聞かされたものだ。

アメリカ人とロシア人とベルギー人を前にして、神様は言った。
おまえ達の目の前にあるそのプールに、願い事を念じながら飛び込んで見よ。念じたものでプールを一杯にしてあげよう。
アメリカ人は、ドル!と叫びながら飛び込んだ。プールはドル札で満たされた。
ロシア人はウォッカ!と叫びながら飛び込んだ。プールはウォッカで満たされた。
ベルギー人の番が来た。ベルギー人は、飛び込もうとしたその瞬間、足を滑らせて叫んだ。

「あっ!クソッ!」

 晩飯を食ったのは La Paix という、魚料理がメインのブラッスリー。

Lille_201108_07

 室内装飾はなかなか豪華。有名な店らしく、すぐに満員になった。

Lille_201108_09

 虚仮威しと言っては語弊もあろう。みてくれは素晴らしい雰囲気があるけど

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 ギャルソンの態度はがさつで、いや、ま、それは所詮ブラッスリー風情なんで、言っちゃいけないんだろうね。

 リール、夜の中心街。

Lille_201108_14

 下の写真は、ホテル。

Lille_201108_19

 これはオペラ座。

Lille_201108_18

 パリからTGVで一時間。特にお勧めスポットがあるわけでもないが。

 



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