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2011年10月 7日 (金)

「世界で最も良い最高学府200」にフランス教育機関が5つランク・イン

 10月5日付の Le Figaro の報道。
 http://www.lefigaro.fr/actualite-france/2011/10/05/01016-20111005ARTFIG00695-cinq-etablissements-francais-classes-parmi-les-200-meilleurs.php

 英国の雑誌«THE» ( Times Higher education )というヤツが、教育機関のランク付けを毎年しているそうな。その格付けに目出度く入れて頂けたのが

 L'école normale supérieure (59位)、l'école Polytechnique (63位). パリ第6大学=L'université Pierre-et-Marie-Curie (84位)、以下、リヨンl'école normale supérieure de Lyon 、パリ第7大学= l'université Paris-Diderot

 とゆーことになっている。

 おお、なんと、エコール・ポリテクニクとエコール・ノルマルが六十位前後なのか。
 ま、当然のことながら、フランス人はがっかりしてますな。
 調査アンケートに対し、我が校の教育方針と合わないとして拒否した学校もあったようだけど、むべなるかな。

 学校のランク付けなんて無茶なこと、どんな基準でやっているのかいなと見てみたら、評価項目には、生徒数に対する教師の数の割合とか、外国人学生の比率、果ては、企業支援や政府の教育投資の対GDP比率なんて項目がある。

 こういったランク付けをしようとする奴らって、大抵現場を知らない。だからこそ、定量化できる物差しを探す。そして、これがアングロ・サクソンの凄いと ころ。それを金儲けに結びつけようとする。その才能たるや、素晴らしいものがある。

 CO2排出権取引なんて、まさに錬金術。その根拠をしっかり確認しないまま京都議定書なんてものをでっち上げてしまった日本は、やっぱ教育が貧困なせいなのか。
 世界企業 の格付けなんてのも、米国の私企業が独占的にやってるけど、これだって多分恣意的なものが随分入っているんだろう。

 以前に書いたようにフランスでは、専門大学では選抜試験があるが、パリ第1大学から第13大学なんて、高卒資格さえあれば誰もが入れる。

 このシステムは、実に理想的だとは思う。大学へ入る連中が皆、本気で勉強したいという意欲を持っていると仮定して、である。

 が、実態は、一年目の履修資格を取れるヤツは半分くらい。二年目では更にふるいに掛けられる。

 求職履歴書に「BACC +1」とあるのは、高卒資格あり、その後一年目間の履修証明は取ったということで、各種学校なんかもその「+」に参入できるそうだが、総合大学に入ったヤツでこんな履歴が残ると、二年目の履修不合格。つまり、挫折中退。それでも、有象無象よりはかなりマシではある。

 勉強する覚悟もない連中の面倒を真面目に見なければならない大学教師こそ、いい面の皮。教員人数を適正に配置せよという方が、無理だろうと同情申し上げる。
 ハーバード大やオックスフォード大がどんな制度を採ってるのかは知らんけど。

 因みに、この「学府二百選」に入った数は、米国75,英国32。以下、オランダ、ドイツ、カナダ、豪州と続き、フランスは十番目とか。

 この格付けの中に東大が入っているのかどうか。どっちゃでもよいが、上位二百位とされる学府の半分以上を米国と英国で占めている。ふーん、そうなんだぁ。

 つまり、世界に伍していくためには、英米の大学で学ぶのが一番ということなのね。
 そうか、だから小泉純一郎は「ロンドン留学」したのかな。単位は何一つ取れてないらしい、というより、正規の学生ですらなかったらしいけど。
 あ、安倍晋三も南カリフォルニア大学に留学とか言ってたような記憶が。中退とのことだけど、それより、ホントに正規入学したのかいな。

 パリ大学に行きましたとかソルボンヌ大学に行きましたとか吹聴している連中の大半もそういう手合いなんだろう。(その表現方法ですぐ分かることは、以前に書いた)
 あ、真面目に学位を取るべく勉強してる人も勿論居られます。

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