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2011年12月23日 (金)

ムンクはやっぱりヘンな奴だった ポンピドゥーセンターにて

 ムンクと言えば、「あの」絵。

 見に行くべきか見に行かざるべきか。

 昔、オランダのゴッホ美術館に行って気分が悪くなったことを思い出した。

 絵画の妖気にあれだけ包み込まれたのは、初めての経験だった。
 高校生時代に大阪で行った「ゴヤ展」でも立ちすくむ思いはしたが、比べものにならない。

 自分が立っている磁場が歪んできて気分が悪くなり、一刻も早くそこから出て行きたいのに、目は絵画に吸い付けられたままだった。

 あの美術館には、二度と行きたくない。今度行ったら、魂を盗み取られてしまうかも知れない。

 そんなことを思い出したが、実は「あの絵」は中学時代からのお気に入りで、それはやっぱり、ホンモノを見てみたかった。

 出掛けてみた・・・と言っても、我がアパートから徒歩三分。結論を先に言えば、「あの絵」は展示されていなかった。

 けど、ぼくにとっては、それが却って良かったのかも知れない。なかなかどうして、興味深かった。

 意外なことに、見たことのある絵が沢山あった。

 日曜の午前だというのに、展示場の入口は長蛇の列だった。

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 感心したのが、並んでいる最中に年表を眺められるようになっていたこと。

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 ディズニーランド・パリを思い出した。あそこでも入場待ちの行列を飽きさせないようにいろんな工夫をしてたっけ。

 最初の小部屋で目に付いたのが、「接吻」

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 写真の青い線は、撮影時に紛れ込んだもの。オリジナルの絵にはない。

 なんとなく、ウィーンの美術館の絵画を想起させる。
 クリムトは全く同年代の画家だった。

 側にあったのが、vampireと題された絵。

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 そして、こんな絵もあった。

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 次の小部屋にあったのは、これらのバリエーション。

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 下の二つはよく知られていると思う。

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 更に、

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 これらはどーも、下の同一モチーフを使った変奏なのではないか。

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 序でだから、なんとなく「あれ」を想起させる絵を、三枚ほど並べておこうか。

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 ゴッホも、同じく幕末から明治を生きた人だった。

 全く場違いに見えたのは、「湯浴みする女達」。これ、結構好き。

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 ムンクという人、目を患ったり精神を病んだり、だったようで、そうでなけりゃこんな絵は描けんだろう。

 ゆめ、我々凡人が目指す境地ではなさそうだ。
 女関係はお盛んだったようで、そこは目指しても良いのだろうけど、ぼくにはちと、その方面では時期が遅すぎる。

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