« ピエールフォン城 :chateau de Pierrefonds 再び | トップページ | ポンピドゥーセンター Centre Pompidou レストランGeorges »

2012年1月10日 (火)

2012年元旦 シャルトル Cathédrale Notre-Dame de Chartres

 元旦と言えば初詣。
 フランスの初詣は、教会のミサ…になるのかな。

 ミサというのはカトリックにおける聖体を讃える儀式であるからして、受験に合格しますようにとか、あの人と結ばれますように、てなことを神頼みする日本の初詣とは、ちと違うような気もする。

 キリスト教の根幹をなす旧約聖書とか新約聖書というのが、ぼくにはよく分からない。

 旧約聖書というのはユダヤ民族の歴史(と呼ばれるもの)を縷々綴り、その後に数々の預言者(予言ではない!)の言葉を継ぎ足したものであるから、何となく「日本書紀+天理教のお筆先+出口なお(大本教開祖)のお言葉等々の寄せ集め」で、新約聖書てのは、「如是我聞集」と思ってしまうのは…やっぱり失礼なんだろうなあ。

 そんな下らない思いとは全然関係なく、さすがの観光立国フランスでも元旦に開いている場所はそう多くはないから、きっと開業して居るであろうお寺さんへ出掛けようと、シャルトルへ赴いてみた次第である。

 シャルトルについては前回長々と書いたので、今回は簡単に。

 前日車に損傷を与えてしまったので、フランス国鉄で行く。

 モンパルナス駅を出て一時間強で終着駅のシャルトルへ。

20120101142758

 駅から大聖堂まで徒歩で四半時間もかからない。

20120101143236

 途上祈念碑が見えた。祖国を守るために戦って死んだ少年達を讃えるもの。

20120101143524

 何度も書いているように、フランスでは戦死者への賛辞を忘れない。それが、例えばアルジェリア戦争のように、植民地虐殺に伴うものであっても。

 途中土産物屋が営業していて、「トイレあり」の看板。小用のお世話になった。

 団体が去った後暇そうにレース編みをしてた店番のおばちゃんに、元旦の人出はいつもこんなものかと尋ねてみたら、元旦に店番するのは初めてなので知らないよとの返答。

 元旦のミサには沢山人が来るのかと重ねて尋ねてみたら、行ったことないから知らない、あたしゃあまり熱心な教徒じゃないの、と、苦笑いしながら答えてくれた。

 もう一息緩い坂を上ると、大聖堂のすぐ近くに公衆トイレらしきものがあるではないか。が、一月「休業」っちゅうのは、どーゆー意味だ。観光客が少ない時期は儲からんから閉めてるってことか?

20120101144812

 聖堂の中に入れば、ステンドグラスの光に包み込まれる。

 ぼくがぐずぐずしていたので、所謂新年ミサはとっくに終わっていたが、結果的に良かったのかも知れない。
 ミサの最中だと、えらーい神父さんのお説教を聞いている敬虔な信者さんたちの周囲をうろうろ歩き回るのは憚られただろうから。

 

20120101145422

20120101150158

20120101150518

20120101151200

20120101151332

 日本人団体客が二つばかりいた。

 椅子が並んでいるので分かりにくいためだろう、床の模様に注目している観光客は殆ど居なかったが、この模様は一筆書きの聖地巡礼。
20120101145830

 スタートポイントから迷路のような模様を辿って行くと、最後に中央の「聖地」へ辿り着く。アミアン大聖堂にも、パターンは異なるが、同様な模様がある。

 信者による献灯。

20120101145958

 同行者に是非お見せしたかった彫刻群は、残念なことに補修工事で大半が被われてしまっていた。

20120101150430

 因みにこの補修工事、前回来訪時に尋ねた神父は「いつ終わるか分からん」と言っていたが、2014年完了を目指しているようだ。ちゃんと看板に書いてあるじゃねーか!(って、ぼくも見落としていたのだが)

 ちょっと遅めの昼食を、付近のカフェで。

20120101160638

 上の写真の店は最初に入ってみたところだけれど、吹き降りの雨だったせいもあり、満員。ウェイトレスのねーちゃんが、「五分、いや、三分だけ待って」と言う。そんなん信用できるかい!帰りの電車まで時間的余裕があまりないのだ。

 すぐ近くの他の店に入ったら、ガラガラ。若いお兄ちゃんとお姉ちゃんが給仕役だったが、どうも要領を得ない。殊更つっけんどんというわけではなく、単に接客業を知らないバイトなんだろう。

 三時半頃の電車でパリへ戻る。

 シャルトルへ行くのは、電車も悪くない。と言うより、電車の方が良いな。

|

« ピエールフォン城 :chateau de Pierrefonds 再び | トップページ | ポンピドゥーセンター Centre Pompidou レストランGeorges »

パリ以外」カテゴリの記事

文化・芸術・宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ピエールフォン城 :chateau de Pierrefonds 再び | トップページ | ポンピドゥーセンター Centre Pompidou レストランGeorges »