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2012年1月31日 (火)

とても興味深いこと その4

 googleの突然のポリシー変更宣言にとまどっている人が沢山いる。

 「便利なんだから、いいじゃん」「タダなんだから、いいじゃん」と、経済原則を何も考えたことがない方達のなんと多いことか。

 google宣言のポリシーをもっと約めると、

 「わしらのサービスを利用しているヤツらの行動と通信は全て把握し、サーバーに保存されてるよ。わしらの判断で、それらの情報は(誰かに)晒されるよ。それがいやなら使うな、使うんだったら、それを承諾したということだよね」

 そう宣言しているだけ。とても簡単。単純明快。

 この会社のCEOが仰るように、「他人に知られたくないようなことは、そもそもすべきではない」というのは、正論である。

 だから、そういう心配のない人は「何も考えずに」継続使用するが良かろう。

 今のところ日本のインターネット接続IPアドレスはグローバルアドレスで、個人特定ができないのが多いから個人特定は簡単ではない。けどIP電話を使っているなら、少なくともその回線使用者は特定される。フランスでは既にそうなっている。

 が、そんなまどろっこしいことしなくても、google社が協力しさえすれば、googleのサービスを使用している連中の個人特定は簡単になる。

 チャイルド・ポルノ愛好サイトにしょっちゅうアクセスしてる人は、いずれ検挙されるだろう。

 映像・音楽を交換してる連中は、いずれ検挙されるだろう。

 ポルノ・サイトにしばしばアクセスしてる内気なおっちゃんは、満員電車の中で身に覚えのない痴漢容疑で検挙された際、「アンタ、こういうものしょっちゅう見てる、そーゆー人なんだよ。議論の余地無し。有罪!」と、あなたの行動履歴を一瞥した判事に宣告されるだろう。

 ぼく自身の経験。

 youtube見てる際、間違ってクリックして出てきたのが、しょーもないポルノDVDの広告だった。
 それ以来、youtube 見る度に、一定の割合で裸のおねーちゃんの画像が右側に推薦映像として出てくる。

 youtubeは今ではgoogleの子会社なのだ。googleは、ぼくがそういうものが好きなのだと判定し、どこかにその情報を埋め込んで、「ほらほら、こんなんもあるよ、あんた、お好きでしょう?」と繰り返し繰り返し親切に教えてくれる。その心配り、ありがたや、かたじけなや。

 けどね、裸のねーちゃんの映像が嫌いだなどと偽善者ぶる気はさらさらないが、web上のいろんな技術は些か知ってるつもり。自分からは近付かんよ、そんなサイト。

 近現代日本史を少しでも注意深く眺めたことのある人なら、日本国でかなり行きすぎた共産主義弾圧があったことを知ってるだろう。

 ぼくは決して共産主義シンパではないが、「おい、こら」だけで引っ張られる様相というのは、ちと耐え難いものがある。

 googleのCEOが仰る「他人に知られたくないようなこと」は、そらぁせん方が良いだろう。

 ゴメンナサイ、ついつい出来心で姦通やっちゃって・・・なんてことは、本人はあまり他人に知られたくないことだろうけど、多分、彼らの興味にはない。

 それより、このセリフがいつの日か、その昔日本で見られた共産主義弾圧のように、或いはそれ以上の状況で、「俺たちに嫌われないこと」と読み替えねばならないように変貌せぬことを、切に祈るしかないですな。

 もしも「そらぁ気味が悪い」と、googleと完全決別したいのなら、cookiesの削除とかいった小手先の対策でなく、今使ってるPCのクリーン・インストールが先ず基本じゃないかな。PCに何が埋め込まれているのか分からんから、ね。

 

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