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2012年7月21日 (土)

ロンドンオリンピック

 昔、上司から「あんたは少しズレてる所がある」と指摘されたことがあった。

 結局その「ズレ」が分からぬまま馬齢を重ねてしまったわけだが、日経新聞のロンドン観戦ツアーに関する記事を見て、なるほど、ぼくの感覚は他の方々と随分ズレてるんだと胸落ちした。

 記事に拠れば、オリンピック期間のロンドン市内のホテル予約やチケットの売れ行きが芳しくない中、日本からのツアーは売れ行き好調だと言う。開会式なんて、25万円もするのに。

 ぼくがまだフランスでしゃちょーだった頃、某ツアー会社が開会式+宿泊プランというのを「大事な得意先にどうですか」と持ってきたことがあった。その料金を見た時、桁が違っているのではないか確認したら、桁違いではないと言う。、内心「アホか!」と思い、丁重に辞退申し上げた。

 でも、日本ではそういう料金でオッケーな人がたくさんいるらしい。それほど潤沢ではない生活を幼い頃から続けてきたぼくには、到底理解不能である。なるほど、ぼくはズレてるのかもしれないなと、ちょっと自信をなくしてしまった。

 いくら円高だと行っても、こんな料金を、皆さんホントに納得してるのだろうか。それとも、「これが通り相場ですよ」と言われ、そういうものかと大枚をはたいておられるのだろうか。

 ふと、古典的なジョークを思い出した。

世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっている。しかし、乗客の数に比べて、脱出ボートの数が足りない。
思いあまった船長が男性乗客を海に飛び込ませようとして説得して回った。

アメリカ人に・・・「飛び込めばあなたはヒーローになれます」

イギリス人に・・・「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」

フランス人に・・・「決して海には飛び込まないで下さい」

ドイツ人に・・・「規則です。海に飛び込んでください」

日本人に・・・「みなさんはもう飛び込みましたよ」 

 LIBOR (London Inter-Bank Offered Rate) 疑惑なんて、日本人にはあまり問題ではないのかもしれない。事の本質ではなく、他の皆さんがどうしているかどうかだけが判断基準なのだとすれば。

 

 

 

 

 

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