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2012年7月 7日 (土)

ヒステリック嫌煙 その2

 福島原発事故発生時、確かな情報が全く出てこなかった。

 日本国民は馬鹿だから、ホントのことを発表するとすぐパニックに陥る。だから、情報開示はそれを踏まえなければならない。

 ぶっちゃけ風につづめて言えば、官僚側はそういう風に考えていたらしい。

 「馬鹿」かどうかは別にして、一理ないわけでもない。関東大震災の時、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」てなデマが簡単に流布したお国柄。(それがデマだったのか事実だったのか、ぼくには証明する手立てがないけど)

 良く言えば素直、悪くいえば批判能力欠如。
 良く言えば和をもって貴しとなし、悪くいえば長いものには巻かれる。

 何かしらの権威的地位から下された「おことば」を、そのまま鵜呑みにしてしまう。一旦信じ込んだら、それは自分の中で理性的に批判され採択されたものではなく、単なる受け売りに過ぎないから、そこに論争の余地はない。だから、反対意見に対しては、論争を挑み結論を出そうとするのでなく、単に陰険に排除しようとする。

 一時期、誰が言い出したのか知らないが、「KY」という言い回しが流行ったことがあった。「空気読めない」の略だとか。

 その「空気」とは何であるかは山本七平の「空気の研究」をご一読願うとして、KYなる語の代表的な使われ方としては「あいつ、KYだよね」という具合。

 あいつと言うからには、言われているご本人はその場にはいない。もっぱら陰口噂風に使われていた。

 堂々と正面からは物言わずに陰でこそこそ言うのは、そこに集まった同志の連帯感を情緒的に確認するためだけ。

 そこには、異なる見解をぶつけあって別の解を見付けようとする精神はなく、異質なものは単純に排除しようとするのみである。

 兵隊として扱うには、なんとうってつけの国民性だろう。

 お国柄って、そうそう簡単に変わるもんじゃないんだね。この点に於いては、「最近の若者」も変わらんのじゃないかとおもうのだけど、どうであろうか。

 

 

 

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