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2012年8月29日 (水)

フランス 車用燃料代の高騰

 フランス国内で、燃料代の高騰が止まらない。

 オランド政権は小売価格の値下げのための財政出動を決定した。1リットル当たり3サンチームが暫定的に国庫から支出される。

 今フランスでは、ガソリンが175円前後、ディーゼルが155円前後なので、消費者にとって悪い話ではなさそうだが、結局は税金で賄われるだけのことだ。

 フランスのTV局FR2が、興味あるデータを示していた。

Fr2_2  

 この四十年間、確かに燃料価格は高騰の一途を辿っている。

 が、しかーし、この間賃金も上昇しているのを忘れてはならない。

 それでは、最低賃金労働者が1リットルの燃料を買うために必要な労働時間はどれだけであったかという推移を示したのが下のスクリーンショット。

Fr2_3

 よって、最低賃金を基準とした燃料代指数の推移はこのようになる。

Fr2_4

 勿論四十年前と今では一人当たりの消費量が比べものにならない、とコメントを付加していたけど、視点を変えればいろんなものの見え方が変わってくるという好例の一つだろう。

 別のコーナーで、フランスの女性も子供を望まぬ傾向が強くなってきたことをとりあげていた。

 「だって、アタシやりたいこと沢山あって、子供なんか持ったらその責任が果たせるかどうかわかんない。自分が責任持ってやれる範囲でアタシはやっていきたいの」

 と話す白人女性の映像を流していたこの番組の責任者は、これが世相を代表するコメントだと考えたに違いない。

 これからの将来、フランスの民力を支えていくのは、「ぼくらがイメージするフランス人」ではなく、法的にフランス国籍を持った他の民族ということになるのかもしれない。

 

 

 

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