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2012年10月16日 (火)

フランス人の食事に掛ける時間は平均2時間22分

 INSEE(L’Institut National de la Statistique et des Études Économiques フランス国立統計経済研究所)が昨日発表した統計である。
 http://www.insee.fr/fr/themes/document.asp?ref_id=ip1417

 どーでもええやんけと思いつつも、一食にまだそんなに時間かけとんかい!?と読んでみたら、一日の食事時間合計ということだった。

 フランス人は昼飯に二時間かけるという通説はこれで覆ったか?

 平均ゆーことは、三食合計で三時間以上掛けてる奴等もまだまだ多いということになろうか。

 半数は午後1時にまだ食事中。
 間食すると答えたのは全体で15%、若者では29%。食事時間の五分の一はテレビの前で過ごす。平均して、食事は読書や音楽鑑賞と同様に快適な時間とされている。

 読んでてアホらしなってきたが、もうちょっと我慢するかな。

 新鮮なものより加工済み食品を好む傾向が増加し、ファストフード店が増えている。今回統計の2010年は1986年に比べ、料理に費やす時間は1時間11分から53分に減っている。そのくせ食事時間は1986年より13分増えている。

 なんだか統計のための統計みたいに見えてきた。

「この十年ほどの間に肥満は急増し、男性の39%、女性の24%が肥満で、おのおの5ポイント以上増加している。不規則な食事との関連性が見られ、一日三度の食事をとらない者に肥満の傾向が見られる。

 太りたかったら食事の回数を減らし、一度の食事でドカ喰いすればよいというのは相撲界で実践されていることではあるが、そういうことでもなかろう。

 「パンがなければお菓子を食べたら良いではないか」とのマリー・アントワネットのご託宣を実践しているのではなかろうか。
 ポテトチップスみたいなジャンクフードは当然「食事」の範疇に入ってないだろうし。

 ちなみに、先日のニュースでは、毎日野菜か果物を摂取しない若者が四分の三に上ると報道していた。

Photo  

 でも奴等はサンドイッチ(日本のものとは異なる、バゲット仕様)やジャンクの王様であるアメリカン・ハンバーガーを常用しているから、レタスの切れ端くらいはいつも喰ってるはずだけどなぁ。

 肥満が増え続け、そして飽食の傍らで無残に捨てられる食材も増えている。

Photo_2

 毎年一人当たり80キロの食材が廃棄され、

Photo_3  

 それは一人当たり500ユーロ、5万円ほど(以上)に相当する、とか。

 勿論「フランス人」という一箇の人間がいるわけではなく、6500万人の平均値である。
 一方で食うにも困る人々がいて、他方で毎年520トン、3億2千万円分以上の食材がゴミ箱に捨てられている。

 フランス国立統計経済研究所も、どうせ国民の税金を使っていろいろ数字を操るなら、この辺りまで踏み込んで欲しかったなあ。

 それはむしろ、マスコミの仕事だろうか。

 物質的豊かさの証明とは、その陰として廃棄物の量を伴うものなのかもしれない。

 それで良しとする、いや、それを強力に推進しようとする勢力がある。
 それに抗う者たちは、皆討ち死にしていくしかないんだろうか。

 

 

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