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2012年10月 1日 (月)

フランス 失業者300万人突破 その4 モーターショーでデモ

 先週土曜からパリのポルト・ベルサイユでモーターショーが始まった。

 華やかに近未来の夢の車を披露する場である筈のモーターショーなのだが、いかにも時期が悪かった。ロネー・ス・ボワのプジョー工場閉鎖に反対して3000人が団結して立ち上がっている時である。

 極左産別労働組合を中心として、プジョーだけでなくフォードの労働者も合流し、800人のデモ隊が会場へ押しかけた。

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 入り口でビラ配りをする程度なら驚きもしないが…

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 デモ隊は会場内に入り、

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 しかも、しか~も!!
 檄文が書かれたステッカーを展示車に貼ってるよ~!!

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 お披露目のために前日丁寧に磨き上げられた車がこんなことになってもうて…

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 デモ隊が引き上げた後、出展者側は勿論ステッカーを剥がして車を磨きなおしたが、完全にとはいかなかったようで。

Photo_10  

 こういうデモを許してしまうのがフランスの凄いところ。

 何度か書いているように、この国ではデモは当然の権利として認められている。
 いや、権利なんて生やさしいものじゃない。それは為政者に対する威嚇、威圧としての力ともなり得る。参加者も皆、ホンキなのである。
 この辺が日本とは決定的に異なる。

 「誰が政治やっても同じだよ、フッ」 (* ̄- ̄)y─┛~~
とキザを決め込むのが格好いいと思い込んでる日本人は、少なくないだろうが、そういう手合いは決まって何の行動も自ら起こそうとはしない。

 誰かが何かをしてくれるのを待っているだけで、挙げ句の果て、後出しじゃんけんで、こそこそあれこれ陰で論評するだけ。
 いわゆる「甘え」ですな。

 閑話休題。

 デモは当然の権利として、朝の通勤時間帯に高速道路を千台の農業用トラクターで埋め尽くすデモすら認めた警察も、さすがに先日のマホメット侮辱に対するパリ市内でのデモ申請は許可しなかったらしい。これに先だってベンガジでの領事館完全焼き討ちと公使殺害事件があったことが影響しているのは確実だろう。為政者もさすがに安全策の方へ大きく舵を取ったようだ。

 

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