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2012年11月17日 (土)

日本のマスコミって、皆芸能雑誌なんだ その2

 衆議院の定数是正約束と引き替えに、日本国現職総理が衆院解散を党首討論会の場で唐突に披露した。

 なんだかおかしくない?

 国政の行方というものは是々非々の議論の末に採択されるべきものであろうに、「首を差し出すから賛成してよ」って、どういうことだろう。

 野党は、法案の内容はいいんだけど嫌がらせで廃案にしてやるという態度でいたということになるのではないだろうか。

 その後のマスコミ報道も、誰と誰がくっついて誰が別れたとかいう記事ばかりで、まるで河原乞食芸能人の扱いと同じ。

 特に今のような時代、各政党の重鎮に「あなたはどういう政策を以て国を引っ張ろうとしているのか」と真正面から問いかけてその答えを国民に伝えるのがマスコミの役目だろうに、まるで関心なきが如し。

 「公約なんてどうせ守らないんだから、どうでもいいよ」という感覚を国民に植え付けてしまった日本のマスコミの罪は重い。

 フランス人はお喋り好き。だからこそ、政治家は自分の発言に責任を持たされ、フランスのマスコミは公約の遂行を厳しくチェックして報道している。

 それが当たり前だとぼくは思うのだけれど、日本の社会ではムラ意識がどうしても抜けないらしい。

 小泉が首相だった頃彼のパフォーマンスを「小泉劇場」とマスコミは揶揄していたが、それを助長したのが他ならぬマスコミであった。「絵になる」ものばかり追い求めている。もちょっとひどい言葉で言わせてもらうなら、愚民愚衆が飛びつきそうな材料ばかり、と言い換えても良い。

 この選挙で自民党が政権を握ったら、或いは民主党が再び政権を握ったら、日本はどう変わっていくのか、そんな議論が表に出てきているのだろうか。単にぼくが知らないだけ?

 「維新の会」ってのが何を目指し、何がどう変わるのかはっきり分かっている人って、どの程度いるのだろう。

 石原慎太郎が、これまで東京都知事をやっていたこと自体が不思議だがそれはさておき、突如知事の席を放り出した。その後釜の有力候補の一人に「そのまんま東」がいるのだが、これに対する日本のマスコミはもっぱら前回の選挙での得票率を挙げて、今度も出るのかなー、出ないのかなー、当選するかなー、やっぱ駄目やろかと下馬評を並べるだけ。それでよいなら、中学生にでもできる。

 都知事選に出る「可能性はゼロではありません」なんて言ってるヤツに対して、政策は何だと正面からぶつける気のない日本のマスコミって、一体何だろう。深読みすれば、大衆なんてどうせ何も考えてやしないと、頭からバカにしているのかもしれないが。

 いや、ぼくが何も知らないだけかもしれません。本当はそれぞれきちっと政策公約が出ていて、ぼくがそれを知らんだけなのかもしれない。

 単にぼくが無知なだけ、
 そうであることを願います。

 

 

 

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