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2012年11月18日 (日)

勘弁してほしい言葉 アジアン

 アジアン・テイストとかアジアン・ミュージックてな言葉を聞くと虫酸が走る。

 誰が最初に言い出したのか知らんが、Asianは「エイジャン」だろうが!!

 Asiaの英語発音は「アジア」ではないぞ!

 そんな些細なことに吠えるのもトシのせいではあろうけど、「アジアン」という響き、どうにも音そのものが気に喰わんというのも一役買っている。勿論それは多分にぼくの個人的趣味の問題ではあるけど。

 昔からそういう些細なことにいろいろ引っ掛かってきた。

 「すごい綺麗」、「すごい大変」。

 形容詞と副詞の違いを無視したこの使い方、初めて聞いた当時は、もう全身むず痒くなるような感じだったのである、誇張なしに。
 違和感なしで使える連中の語感を、心底疑った。

 コラボってのも気に食わない言葉の一つだった。

 そもそも「ミュージシャン」てな言い方が大嫌いで、多分その「ミュージシャン」連中が使い始めたのが「コラボ」だったような気がするが、きちんと追っかけてないので断言はできない。

 買い物をしたときレジで、「千円『から』でよろし『かった』でしょうか」と初めて言われたときの戸惑いは今でも覚えている。
 気持ちの悪い日本語ではあったが、その場では何となく意味が分かったのでそのままやり過ごしたのだが、これについては後から随分いろいろと考えた。

 298円のものを買うのにレジで千円札を出す。レジ係は702円の釣り銭を用意しようとしたら、小銭を処分しようとして財布の中を引っかき回してた奴が突然「あ、8円ある」と慌てて付け足すといったような例が少なくなかったんだろう。

 レジ係が釣り銭を用意する前に予め
 「本決済に於いて、決済基準は今差し出された千円とするが、それで宜しいか」
 と確認するために開発された言い回しなのだろう。

 他にも気に喰わない言葉の言い回しは沢山あったが、悲しいことに、反発していたそれらの言葉に今ではすっかり慣れきってしまった。

 もう、「すごいたくさん」と言われても気にも留めない。

 語感というものはそういう風に変わっていくものなのであろう。

 にしても、今現在どうしても、「アジアン」は、語感の面からも許せない。

 それでもそのうちこれが定着してしまえば、何とも思わなくなってしまうのだろう。我ながら情けないと思う。

 昔、ジュディ・オングの「魅せられて」という歌があった。

 その歌詞の中に

 ”Wind is blowing from the Aegean”

 てのがあって、ぼくの耳には「Aegean」の部分が「エージャン」と聞こえていた。
 だから、この風はアジアの風だと思っていた。

 エージャンとぼくに聞こえていた部分は実はエーゲ海(イージャン)だと知ったのは、だいぶ後になってからである。

 

 

 

 

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