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2012年11月 1日 (木)

正座

 正座って、いつどこで始まり、いつから日本に腰を据えたんだろうか。

 唐の時代までは中国にも正座があったという説がある。しかし、遣唐使が廃止された頃、日本で既に正座が一般化していたとは思いにくい。

 茶の湯が広がり始め、狭い茶室に沢山の人が座れるように正座が普及したという説もあるが、茶の湯って、既に和服の時代じゃなかったろうか。足首まで一枚の布でくるんでしまう和服だと、もともと胡座はかきにくい。

 そういや、あぐらは胡座と書くなあ。胡とは、中国では西方異民を指すから、中国では正規の座り方ではなかったんだろう。

 東南アジアに正座はあるかと駐在していた奴等に聞いてみたが、はかばかしい答えは返ってこなかった。

 イスラム教徒が礼拝する時、ひれ伏している間は足の裏を立てているが、上体を起こした時は正座の格好になるんだっけ?

 映画「クレオパトラ」で奴隷がひれ伏す時には正座していたような記憶があるが、間違ってるかな。でも、頭を地べたに擦り付ける挨拶には、正座しかない。胡座じゃ無理だ。

 ヨガにも正座風の座り方があるから、ルーツは古いのだろうが、それを日常に取り入れているのは日本以外にどこの地方があるのだろう。

 胡座だと対面している人間が襲いかかってきた時に即座に応戦できないから、武士の時代に正座が普及したのではないかと考えてみたが、些か苦しい。

 序でながら、唐の時代辺りから中国では椅子とテーブルとベッドが普及したのに、何故日本では取り入れられなかったのだろう。

 よく分からんことが多い。

 こういう時に、与太でも良い、お気楽気ままに議論できる相手が近くにいればと、田舎暮らしを熟々寂しく思う。

 

 

 

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