« DSK疑惑…久し振りに | トップページ | 現代人は縄文人より脳を使わない »

2012年12月 2日 (日)

団塊の世代の預貯金

 詳しい数字は忘れた…というより覚えてもいないが、今の日本の預貯金は、いわゆる団塊の世代がその大きな割合を占めているという。

 そらま、そやろ。具体的な数字は掴めて無くても、何となくそうであろうとの予測は誰にでも付く。なにしろ「退職金」という一時金が大量にばらまかれてるんだから。

 その退職金、平生から利殖に余念のない方々はともかく、普段のお小遣いに困っているくせに、一挙に大金をもらって右往左往しているお父さん達なら、取り敢えず銀行預金、だろな。

 そうやって銀行口座に「死に金」にしてるのがアカンとほざく似非エコノミストが少なくからずいらっしゃる。

 カネはじっとさせとったらアカンのよ、どんどん使うて回してこそ経済が活性化されると御高説を垂れなさる。教科書的には、それは正しいのだろう。

 が、現況を理解せずに昔取った杵柄によりかかりながらそういう主張をなさる「エコノミスト」の名は、かつて「全ての安全性が保証されている原子力発電に危惧を抱くのは無知の民」と論陣を張っていなさった方々と共に、よーく記憶されておかれるが良かろう。

 今、日本という国家はとんでもない借金を背負っているのはご承知の通り。

 その額たるや、国民一人当たり750万円。
 (日経新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1004A_Q2A210C1EE2000/?dg=1)

 これは、赤ん坊から100歳を超える老人全ての人数で国の借金を割った数字であるから、四人家族なら三千万円。

 三千万円をポンと銀行が貸してくれる方、身の回りにどれほどいらっしゃる?
 

 国家の借金って、誰が担ってるの?

 そう、国債ですね。

 その国債を買い支えているのは、誰?

 主には銀行などの金融機関。

 何故彼らは国債を買うの?

 日本政府が金融緩和と銘打って、カネを市中に放出しさえすればどんどんお金が回って景気回復に役立つだろうと目論んでるけど、このご時世、金融機関も借り手がないから、というより、貸し倒れが怖いから誰にも貸さず、手元資金が余りに余っている。

 持ってるだけじゃ利ざやを稼げないし、貸し倒れも怖いから、皆「安全な」国債に投資している。

 んじゃ、団塊の世代が蓄えをバカスカ引き出して使って、彼らの貯蓄がガンガン減っていいったらどうなるの?日本の景気は良くなるの?

 金融機関は手元資金が減っていくから、もうそれ以上国債は買えんわ、なぁ。
 てゆーかぁー、現金が必要になったら、国債を売り払わなならんようになるなー。

 そしたら、どーなるん?

 そーゆーことは、あんまり考えんこっちゃな。それはそれ、先の人が考えるこっちゃ。

 ところで、預金と貯金の違いって…?

 銀行に運用を託すのが預金、郵便局とか農協とかにお金を「貯める」のが貯金、だそうだが、いずれにせよ他人様のカネを転がして利ザヤを稼ぐのが金融機関。

 以前ご紹介した「らばQ」からの引用「銀行ってどういうもの?」を、もういちど眺め直して頂くのも、時間の無駄にはならんと思います。

 

 

|

« DSK疑惑…久し振りに | トップページ | 現代人は縄文人より脳を使わない »

暮らし、雑感」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1205954/48059700

この記事へのトラックバック一覧です: 団塊の世代の預貯金:

« DSK疑惑…久し振りに | トップページ | 現代人は縄文人より脳を使わない »