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2013年1月 7日 (月)

システムダイアリー 通称SD or SD手帳 復活(らしい)

 web渉猟で久し振りに興奮してしまった。あのSDが復活したというのだ。

 と書いても、System Diaryというものをご存じの向きは、殆どいないだろうな。

 奈良総一郎氏がコンピュータシステムを念頭に置いて開発したこのSD手帳は、日本最古のシステム手帳なのである。

 1970年代の終わり頃、大阪上本町の近鉄百貨店でたまたま出会ったこの手帳がすっかり気に入ってしまった。

 何しろ、サイズが絶妙に使い易いのである。(その当時は未だ一般的でなかった)バイブルサイズより一回り小さく、手のひらに丁度乗っかって、どんなポケットにでも収まった。

 その代わり、当然書き込める面積は小さく、そこに不満を覚えなかったわけではないが、とにかくそのサイズの使い易さには抗しがたい魅力があった。

 しかしながら、ナラ・コンピューティングシステムの社長は営業が得意ではなかったらしい。「エエもんは放っといても売れる」と考えたのかどうかは定かでないが、技術者、特に日本の技術者は一般的にそういう思考傾向を持っている。

 FILOFAXが日本で紹介されるや否や、雑誌その他のバイブルサイズへの提灯記事が一世を風靡し、SDは世間の片隅へ追いやられていった。

 それでも未練がましく四年前にはSDを携えてフランスへ赴任したのだが、当然フランスでそのrefileが手に入るわけはない。スケジュール管理は結局、バイブルサイズの手帳に委ねざるを得なくなってしまった。

 ところが、このバイブルサイズというヤツはとても使いにくい。
 スリム型のバインダーを実は持っていたので、これで何とか乗り切ろうと思っていたのだが、背広の内ポケットにすんなりとは入ってくれないのである。

 何より、中綴じのリングが邪魔で、左側のページには書きづらいことこの上なし。
 この点、SDは扁平リングというものを採用しており、左ページに書き込みする時もさほどの違和感はない。

そんなことでまたまた未練がましくwebを渉猟していたら、絶滅危惧種のSD販売権がナラコムから他の人に移り、(株)システムダイアリーという会社が新たにできたらしい。

 これに勢いを得て更にwebを探し回ったら、巨大掲示板「2ch」にSDファンクラブみたいなスレができていて、愛用者が実にディープな意見交換をしている。

 販売拠点が極端に少なくなってしまった今、リフィルもバインダーも入手しにくくなってしまったが(webで注文すればいいんですけどね)、筋金入りの愛用者達は自分で様々な工夫を凝らしている。

 二日くらい掛けてそういう記事を読み続け、ようやくSDに戻る決心ができた。refileが手に入りにくけりゃ自作するしかなかろうと、8穴パンチを購入した。

 同じパンチサイズのBindex-N用が東急ハンズで目に入ったのは、ラッキーというより、自分で運を引き込んだのだと信じて止まない。こっちの方は既に絶滅種だからね。

 能率手帳を分解してSDに綴じ込んだ話はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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