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2013年1月28日 (月)

アベノミクス 2

 良く分からんのが、「デフレだから景気が悪い。だから、インフレにすれば景気は良くなる」という思考の筋道。

 確かに、もちっと待てば安くなると言う心理は買い控えを誘い、カネの回転は悪くなる。でもそこで買い控えられるものと言えば、結局当面はいらんものに限られてるんじゃなかろうか。

 あと二ヶ月待てばもっと安くなるからって、米を買い控える日本人、大多数かね。
 (待ってる間はお菓子を食べて過ごしましょうね、なんて、マリー・アントワネットみたいなことは言いっこなし!)

 来月値段が上がるなら今のうちに買っておこうという群集心理は、間違いなくある。
 駆け込み需要ってのがそれで、間接税(消費税)が上がると聞けば今のうちに…と思うのは当然。その代わり、値上げ後の反動落ち込みは大きい。

 その辺りをお読みになって消費税率アップを連続二段階に分けたのは、結構巧みな手段ではあるな。

 が、しかし、それ、本末転倒ではないかい?

 値上がりするなら今のうちにという心理を掻き立てて不要なものを買わせるってのは、どんなもんか。

 一企業がそういう効果を狙うのは、それは勿論アリ。
 要らないものを買わせる、浪費させるてのは、マーケティングの重要な手法の一つではある。

 でも、国家が主導するというのは、さてはて。

 この辺りまで行くと、それは経済学ではなく、哲学の問題となってくる。

 今日本の景気が冴えないのは、消費意欲を秘めながらも手元資金がないから諦めている連中が圧倒的に多いため。

 いつの時代も、消費の牽引力は若者だった。

 その若者の購買力を叩き潰したのが、小泉と組んでアメリカ並みの格差社会を日本に導入した竹中平蔵だった。

 よりにもよって、「ワーキング・プア」という現象を日本に定着させたその源が、安倍政権でまた表舞台に戻ってくるらしい。

 この御仁の経済政策に関する口癖は常に、「マーケットが要求しているんですよ!」だった。

 「マーケット」って、一体何だろう。
 「マーケット」を動かしているのは誰なのだろう。
 20世紀の終わりに東南アジア諸国を通貨危機にぶち込んだのは、どういう人々であったか。

 
 
 
 

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