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2013年1月15日 (火)

同性婚反対デモ

 過日フランスでも同性愛者の結婚が法的に認められることになるらしいと書いた。
  自分が干渉されたくないから、他人がどうしようと干渉しないのがフランス人気質の一つだとその時は思ってた。

 ところがここへ来て、去る日曜に同性婚反対のどでかいデモが繰り広げられたようだ。

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 エッフェル塔の足下にある広場、シャン・ド・マルスはデモ参加者で完全に埋め尽くされた。

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 エッフェル塔付近だけでなく、パリの至るところがデモ隊で溢れている。

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 「パパ+ママ=子供」と書かれたプラカードを掲げる人等々、フランス全土からとんでもない数の人々がパリに集結した。

 以前に全仏からパリへ集結したトラクターによる農民のデモをご紹介したことがあった。フランス人というのはやる時にはやるのだ。

 個人生活の上での同性愛は構わないが、法律上となると話は別だということだろうか。

 「私たちの社会に関わる出来事だから、意思表示をしなければならないとパリへ来た」と声高に、しかし落ち着いた風でインタビューに答えるお嬢さんがいた。

 いつだったか、同性愛者の婚姻儀式は当教会では受け付けないと明言する神父達もいたなあ。

 同性婚者でも子供を欲する。とすれば普通に考えて、手段は養子縁組みか人工授精しかない。

 フランス国内で養子を探すのは容易ではないから、必然的に他国から養子を迎えることになる。

 他国で困窮している子供達を養子に迎えて育てている例はフランスでは珍しくない。博愛の精神に基づく行為であるからして、むしろ賞賛される。が、同性愛者が、となると、話は別ということだろうか。

 同性愛者のカップルが人工授精で子供を「作る」のが法的に認められているのかどうか知らないのだが、「結婚」がOKとなれば、当然そちらの方面への要求は高まることだろう。

 政府筋は、大統領が決め議会で可決されたことであるから、撤回することはないと言っている。

 それはそうであろうし、そうあるべきだろう。

 国会議員というのは国民から選ばれた代議員なのである。デモの一つや二つあったからといって国会の議決を覆すようであれば、今度は国民の代表をないがしろにしたと厳しい誹りを受けることになる。

 減らない失業者数、高率所得税を嫌って次々と国外に逃げ出す富裕層、Maliでの軍事作戦失敗などと相俟って、オランド政権もなかなか難しい局面が続く。

 

 

 

 

 

 

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