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2013年2月26日 (火)

ベリー公のいとも豪華なる時祷書 Les Très Riches Heures du Duc de Berry

 先日の日曜美術館の尻尾で、ひょいと出てきたChantilly城。

 懐かしく眺めながら、短時間に余すところ無く紹介する技はやっぱプロ、このblogでわしがだらだらと書き連ねたのとは雲泥の差であるなと、ほとほと感じ入った。

 時祷書なる言葉は、自分としてはこの「ベリー公の…」でしかお目に掛かったことはないのだが、意味合いとしては「時に従って禱りを捧げる」ための絵入りの手引き書みたいなもんで、中世期貴族の家庭では一般的なものだったらしい。

 その中で分けても有名になったベリー公の時祷書なのだが、これには複数のバージョンがあって、シャンティイにある「Les Très Riches Heures du Duc de Berry」だけではなく、パリ国立図書館やニューヨークのメトロポリタン美術館にもあるらしい。

 Chantilly城館でも複製本しか展示されていないが、展示台脇のパソコンで閲覧できる。

 もっとも、パソコンで閲覧するならここまで足を運ぶ必要もなく、
 http://www.christusrex.org/www2/berry/
で見られるんだけど。
 でも雰囲気は違うな。

 それほど絵心のあるぼくではないが、すーっと目を惹き付けられたのが、青。独特のブルーである。

 前回のChantillyの項で書かなかったけど、そこだけ特別と言わんばかりに小さく窪んだ部屋があり、小さなイコンが十枚以上(だったと思う)飾られている部屋があった。

 これも好事家には有名らしく、多くはないが熱心に見入っている人たちがいたのを思い出した。

 お菓子と美術に大した興味もないままに漫然とパリ生活を過ごしたこんなぼくに石を投げつけてやりたい気分になる人って、きっといるだろうなあ。

 

 

 

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