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2013年2月14日 (木)

木登り その2

 しようもない話書いてしもて、でもそのままうち捨てられるかと思っていた。

 そしたら、落ち葉のみならず、根っこまでもが八岐大蛇の如く荒れ狂い侵入してきた隣家の植木にお怒りとのコメントが舞い込んできて…

 

お宅のイチョウ、祟りや囁きなんかに惑わされず、どうするべきか、お解かりでしょう。

 う~む。そらま、勿論そういう危機は回避せなならんわけでして。

 ばっさり伐採してしまう勇気がないとなれば、ここはひとつある程度枝葉を落としてしまおう、葉っぱが無くなれば光合成で根っこに送る栄養素も無くなるからなあ。

 そんなことを先ず考えた。

 ところで、一家の亭主たるぼくが幽閉されている部屋は二階の南西向きにある。

 夏の午後はとんでもなく暑くなる。この部屋には扇風機もエアコンもない。

 今の家に住み始めた当時はすぐ脇が水田で、夏でもそれほど暑さは感じなかった。

 周囲の田んぼが次々に埋め立てられていくに伴い、我が家の暑さは急激に上昇していった。

 都市熱=ヒートアイランドって、水田という天然のエアコンをぶっ潰したところへコンクリートやアスファルトという蓄熱材を配置し、その上エアコンをガンガン回して更に周囲の気温を上げるという、なんだか自滅の方向へ走っている姿そのものの指標じゃないかと、実感として思わざるを得ない。

 夏のイチョウは青々とした葉を茂らせる。ぐいぐいと丈高く成長した幹に茂る密集した葉が、地獄のような夏の午後の照り込む太陽を幾らかでも和らげてくれているのは、これはこれで現実。

 この木、そこそこのところで思い切ってぶった切ってしまった方がええのやろうかと思いながらも、これ、みんな切ってしもたら、わし夏には、日向のバターみたいなことになってしまうやろなーと、手前勝手な思いもあり、なんだか非情にもう一歩踏み込めないぼくなのである。

 

 

 

 

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