« 頑張れ、フランス!みたいなニュース | トップページ | Paul Bocuse »

2013年3月 7日 (木)

PM2.5

 中国から大量に飛来するというマスコミ報道で一躍有名になったこのコトバ。

 あたかも「PM2.5」と命名された新兵器かの如き印象を持ってる御仁もいらっしゃろうが、これは単に直径2.5μm以下の超微粒子の総称に過ぎない。

 そして、その最たるものが、ぼくが目の敵のように言及しているディーゼル排気ガスに含まれる超微粒子。

 てことは、PM2.5と総称される物質は、これまでも都会に充満していたヤツらなのである。

 それが、中国からの大量ご来訪で初めて話題に上るようになった。

 そらー勿論、中国からの飛来物質は迷惑ではあるが、喧伝するほど健康に悪いというなら、マスコミは先ず、ディーゼル車を攻撃するべきじゃあないの?

 できんだろうね。そんなことしたら、自動車会社からのCM収入ガタ減りになるからね。

 日本でディーゼル車といえば、ほぼ商用車。

 真っ先にトラックやダンプカーの大型車を想起するだろうが、コンビニ配送や宅配の車だって、数じゃ負けてない。排気量×数の総量で見たら、都市部ではどっちが勝つのかな。

 ぼくらは自分たちのモノグサと引き替えに、健康を損なう物質の充満を許しているような気がする。

 web世界で、指先一本の便利さと引き替えに自分の個人情報を垂れ流ししている構図と、一脈通じてないだろうか。

 それはともかく、

 パリに住んでいる間一番嫌だったのが、車のディーゼル排気ガスだった。

 ご承知のように、欧州ではディーゼル車がハバを利かせている。

Photo

 フランスでは車の七割がディーゼル車。

 でもって、パリの地形は盆地。てことは、大気が滞留しやすい。当然ディーゼル排気ガスも滞留なさる。

 ヘビースモーカーが何を言うかとのご叱責は、当たらない。
 ヘビースモーカーだからこそ、これ以上いらんもんは吸い込みたくないのだよ。

 そんなフランスにも、ようやくディーゼル排気ガスはまずいんじゃないの?という機運が出始めたようだ。

Photo_2

 その排気ガスには超微粒子と窒素酸化物が…って、そんなのとっくに常識でしょ。

 今頃になって、ディーゼル排気ガスは肺癌を引き起こす恐れアリ、なんて報道し始めた。

Photo_3  

 そこで、ディーゼル燃料の税金を引き上げる案が出ているそうな。

Photo_4

Photo_5

 国庫収入も増えるしね、ということらしい。

 せやけど、新車購入時、税金はおしなべてディーゼル車の方が有利なのである。

 理由は、CO2排出量が少ないから。

 「先物」に象徴される、実態に霞を掛けた「権利取引」に長けたアングロサクソンが仕掛けた罠の一つが、CO2=地球温暖化→CO2排出権取引。

 「京都議定書」を採択したニッポンは、仕掛けた連中から嘲笑われているだろう。

 TPP(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)なんて、もうタネも仕掛もない直裁的な罠なのに、日本のマスコミは何故か農産物関税の方にばかりウェイトを置いて報道している。

 ヤツら、心の底からアホなのか、嬉々として黒幕の手先となっているのか。

 しょーもない罠に引っ掛からないようにして欲しいものだが。

 

 

 

 

 

|

« 頑張れ、フランス!みたいなニュース | トップページ | Paul Bocuse »

暮らし、雑感」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1205954/50644400

この記事へのトラックバック一覧です: PM2.5:

« 頑張れ、フランス!みたいなニュース | トップページ | Paul Bocuse »