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2013年5月13日 (月)

3Dプリンタで銃

 いろんな立体物を、樹脂を少しずつ積み上げて家庭で簡単に作れる時代になった。

 勿論、パソコンとそれ専用のプリンタ、そして設計図が必要だけど。

 凄いことに、これで短銃が作れる。その設計図をインターネットで公開してしまった連中がいる。

 形だけならちょっとしたスキルがあればそう難しくはないのだろうが、実際に弾を発射できる設計というから驚きだ。

 米国政府は「凶悪犯やテロリストに利用される恐れあり」としてwebサイトから設計図の削除を指示したそうだが、

  (。_゜) ?はてな

 実際にこれで作った銃を試射している映像を、フランスのニュースサイトで見たことがある。「何発か」は撃てるそうだが、所詮は樹脂製。たいした耐久性があるわけではない。
 命中精度についての言及はなかったが。

 以前にもご紹介したように、米国では子供でさえ立派な銃を簡単に持てるのだ。そんな国で、耐久性も信頼性にも乏しい銃をわざわざ内職作成する「凶悪犯」がいるんだろうか。

 金属探知機に引っ掛からないという特性はあるにせよ、米国で騒ぐ程の問題じゃなかろうに。

 騒ぐべきはむしろ、銃の所持を禁じている国のようなきがするのだが、じゃあ何故米国政府が騒ぐんだろう。

 銃を所持しているアメリカ人全員がハリウッド映画で見るようなドンパチ応戦を想定しているとは思いがたい。大抵は護身のためであり、相手を威嚇できれば充分なんじゃないかな。

 ご家庭で簡単に、しかも軽~い銃が作れます、なんてことになってたいそう困るのは、どういう連中だろう。

 そういうスジからの圧力があったんじゃなかろうかと、これはたんなるぼくの推測。

 いやぁ、もっと「インボー論」的想像を逞しくするなら、厳しい取締りにも拘わらず銃を規制している国々でもこの自家製銃を使った犯罪がどんどん増え、これではいけない、皆さん、護身のためにしっかりした銃を一人に一丁!てなキャンペーンが世界中に蔓延するという段取りになっている…とか。

 ま、妄想もここまで行くと、ナンですが。

 銃本体を持っていても、弾が手に入らなきゃ役には立たないからそっちの管理をしっかりすれば良いだけなのかもしれないし、3Dプリンタで銃筒内の螺旋を正確に切るのはそう簡単ではないだろうから、それほど心配することもないのかもしれない。

 が、それでもやっぱり、総体的にあまり気持ちの良い話ではないなあ。

 そのうち、弾も3Dプリンタで作成し、中空部分に自分で調合した火薬を詰めるようになるんだろうか。

 なんだか火縄銃みたいだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

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