« Mont-Saint-Michel モン・サン・ミッシェル | トップページ | フランス 洪水 »

2013年5月 8日 (水)

ロマはフランス共和国に同化できないのか?

 ぼくの個人的感覚としては「Roms ロマ」の語には違和感を覚えるのだが、なにしろニュース拝借なのでそこで使われている「ロマ」を使う。 

 以前にも書いたように、ロマ=ジプシーにとってフランスは住み易い所らしく、いくら追い出しても舞い戻って各地で不法に住み着き、スラム街を形成している。   
   
Roms06

 正直な話、近隣住民はたまったものじゃない。   

Roms09

 この町では遂に強制退去を執行した。   
   
Roms02   
   
Roms04 

 フランス首相エロー氏は、「彼らは我々の文化に馴染もうとせず、物乞いや売春で稼いでいる」と断じる。   
   
Roms05

Roms07   
   
 キャンピングカーで五人暮らしをするこの男性は、自分は日雇いで働きながら、子供をちゃんと学校に通わせていると言う。   
   
Roms08

 が、彼は身分証明書(滞在許可証)を持っているのだろうか?もし本当に子供が学校へ通っているのなら、こういうところでもフランスという国の懐の深さを感じざるを得ない。

 エロー氏の言うことは間違ってはいないが、滞在許可証も diplome=資格も持っていない彼らの働く場が極端に少ないのも事実。

 と言うより先ず、労働許可証を持っていない人間を雇えば、「ヤミ雇用」として雇用主はしょっ引かれる。

 パリの日本飲食店でも、労働ビザなしの学生(くずれ)を雇っていた店が集中的に摘発された時期があったようだ。

 しかし、これまた面白いことに、ぼくがまだパリ住んでた頃だが、「わしら、もう何年もフランスで働いとんねん! papier=許可証をよこせ!」というデモがバスチーユ広場で組織されたことがあった。

 そんな場にのこのこ出て行ったら、自分が不法就労者であることを天下に晒して一網打尽にされるだけじゃないかと他人事ながら案じた。

 ところが、これまたひどいことに、正規に申請していても申請書が長期間放ったらかしにされた挙げ句、「なくなった」と追い返される人もいるんだよとの話を聞いて、もう何だかわけが分からなくなってしまったものだ。

 ロマに戻れば…

 とあるコンミューンでは、ロマにモジュラー式の住居を供与することにしたそうだ。それも、町のど真ん中に。   
   
Roms10   
   
 いろんな意味で凄いと思うよ。税金使って…

 国家というものを家庭や隣組の延長上として捉え、その成り立ちとこれからあるべき姿形(すがたかたち)を日々考えざるを得ない人々、そんなんかんけーねー、おいらは一人で生きていけると、のーてんきな人々。

 ここで一発、爺の説教を垂れたい所だけど、そんなん無意味じゃろな。

 佐良直美の、「いいじゃないの幸せならば 」なんて古い歌を、ふと思い出した。
 (しっかし、まー、とんでもない歌詞だよ、オトナの耳で振りに聞いてみたら…)

 

 

 

 

 

|

« Mont-Saint-Michel モン・サン・ミッシェル | トップページ | フランス 洪水 »

ニュース」カテゴリの記事

文化・芸術・宗教」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1205954/51506572

この記事へのトラックバック一覧です: ロマはフランス共和国に同化できないのか?:

« Mont-Saint-Michel モン・サン・ミッシェル | トップページ | フランス 洪水 »