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2013年10月16日 (水)

パリのメトロの音楽家たち

 パリの地下通路では、あちこちで音楽が聞こえる。(手品やってるのは見たことがないけど、あるんかなー)

 三十年前はどうだったのか知らないが、今では誰でも勝手に演奏できるというわけではない。オーディションで認められたものに限られてるのだよと聞いたことはあるが、実態がどうなのかは知らなかった。

 そういうぼくにFR2のルポ。

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 こんな光景をあちこちで見かける。三十年前の地下鉄連絡歩道は薄暗くて臭くて気味が悪かったのだが、今は明るく清潔なところが多い。

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 殆どの通行人は足早に通り過ぎるだけだが、ファンを持っている演奏家もいるんだろうか。

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 ゆーても、大抵こんなもんだけど。

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 RATP管轄地下道で演奏するには許可を得ねばならない。

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 その許可証を得るためのオーディションは年に二度開かれる。許可証の有効期限については、番組では触れていなかった。

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 審査員が演奏をチェック。

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 オーディションと言うても、それほどたいしたもんじゃなさそうだ。それでもこのお陰で、昔みたいにギター持ってがなり立ててる奴らが消えたのはありがたい。とてもスマートなやり方だ。日本でも真似すりゃいいのに。

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 ソロが圧倒的に多いのだが、人目を引くのはやっぱり厚めの音を出す楽団。

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 演奏が許可される場所は三百ヶ所ほど。ミッシェル・ポルナレフも地下道ミュージシャンの出だとか。他にも何人か名前が挙がったが、知らん人々だった。ゆーても、わし、フランスでは超々スーパースターのジョニー・アリデイも知らんかったんやから。

 東京のことはよく知らないが、大阪の地下道なんて無愛想な長い通路がいくらでもある。ご用とお急ぎでない方はいくらでもいるんだから、ちょっと耳を傾けてみるかてな演奏ができる連中を配置するのは、悪くない。

 演奏家にとっては過酷だろうね。大半の人々は黙って通り過ぎる。それを何とか振り向かせる演奏をせにゃならん。

 自分では少々デキるつもりでいたのに、連日誰も足を停めてくれなくて自信喪失に陥ってしまう連中もいるだろう。

 こういう「発表の場」は今ではYoutubeが受け持つようになってきてるんだろう。その方が効率はいいかもしれない。でも、ぼくはリアル世界の方が、やっぱ、いい。

 その昔、日本のコメディアンはストリップ劇場で腕を磨いたという。踊り子さんの入れ替えの間にコントを演るのである。オンナのハダカが目的で来ているおっさん連中の耳目をどうやって自分の芸に惹き付けるか。そうやって大衆受けする芸を必死で模索してきた。

 そういう、大衆とタイマン張っての下積みを重ねてきた芸人は、きっと長持ちするんじゃないかと思う。















 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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