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2013年11月17日 (日)

default デフォルト

 米国議会の予算審議通過が危ぶまれた折に、日本のマスコミで頻出した単語。

 「債務不履行」と注釈が付いていたが、ぼくが初めて「デフォルト」というコトバに出会ったのは、パソコン関連だった。

 PCをいじりだした駆け出しの頃は、コンピュータ関連雑誌を読もうにも、分からない単語の渦の中で溺れていた。

 「ブート先は・・・」、「デフォルト値は・・・」云々。

 まだMS-DOSの時代である。今みたいに「webで検索一発ぅ~♪」みたいなことはできなかった。

 頼るのは書籍しかない。書店へ行って何やら参考になりそうな本を探しても、そこに書かれている内容は、ぼくにとってやっぱり判じ物みたいな記述ばかりだった。

 「デフォルト」というコトバにも何度か遭遇した。これはどぷやら「初期値」ということらしいと見当を付けるまでに随分時間を要した。

 「蘭学事始」の杉田玄白の気分である。(あ、不遜、ですかね (^^ゞ)

 そういう前歴があるから、経済用語としての default が債務不履行ってことは、さすがにビジネスマンであるからもう知っていたにせよ、あの「初期値」と「債務不履行「」を繋ぐものはなんだろうと首を捻った。

 defaultの定義は、OXFORD Learners Dictionaryによれば、

1  failure to do something that must be done by law, especially paying a debt
2 (computing) what happens or appears if you do not make any other choice or change

だそうな。今ひとつ分かったような分からんような。

 ちなみにdefaultに相当するフランス語はdéfaut

défaut 
1      (droit)   non-présence d'une partie ou d'un prévenu dans un procès 
2    absence, manque de ce qui est nécessaire 
3    imperfection dans une matière ou un ouvrage 
4    imperfection physique pour un humain 
5    imperfection morale 
6    déficience, imperfection d'une activité, d'une œuvre 
7    l'endroit le plus faible, la solution de continuité entre deux choses

 こっちの方が分かり易い。「何もしないこと、未完成な状態」 。つまり、不作為ってことだ。この定義ならパソコン用語も経済用語も包含できる。ようやく安心した。

 で、時間を費やして分かったことが何かの役に立つかと言えば、そういうわけでもない んですねー。

 こんな下らんことに時間をかけている自分こそが、残り少ない人生に対してdefault状態なのではないかと、反省しきり。

 だから、default=de+fault って、どういう意味よ?という疑問は、もう揉み消すことにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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