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2013年12月24日 (火)

世界初の人工心臓移植

 昨日ロベスピエールの顔復元の話を書いたが、その日の20時FR2ニュースのトップは、実は人工心臓移植だった。

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 生体心臓移植は臓器提供者が現れるのを待たねばならないが、人工心臓なら工業生産品なので、そう待たずにすむ。

 でも、こんなモン体に埋め込まれるんだな。

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 弁がこんな形状になっているのは、多分試行錯誤の末なのだろう。電気で動く仕掛けだから、当然動力源は必要となる。

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 バッテリーと制御器を付けることになるのだが、体の動きに応じて心拍が変化するようになっているとはいうものの、どういうサイコ・フィードバックとなっているんだろう。

 こういう話を聞くたびに、人体というものはおそろしく精密な制御装置が備わっているものだと感嘆せずにはいられない。

 それにしても、この手術を果断した医師は肝の据わった人だ。これが日本なら、万一失敗に終わったなら、日本のジャーナリズムはギャーギャー喚き立てることになるだろう。曰く、「臨床前の研究は果たして充分であったのか」「許されない生体実験」等々。そのお先走りとなるのは間違いなく朝日新聞だろうなあ。

 移植を受けた患者は75歳。当然常時監視体制にあるが、本人の意識はしっかりしていて会話もできるという。

 この手術には当然莫大な費用が掛かっただろう。それを全て患者が引き受けたのかどうかはこのニュース報道では言わなかった(と思う)が、キャスターは身を乗り出し、執刀医師に尋ねた。

 「将来、こういった手術の費用はdémocratiserされるのだろうか」、と。

 なるほど、ぼくら日本人が誰でも知っている(つもり)の「デモクラシー」という言葉は、こういう風にも使われる意味合いを根源に持っているのかと、その一点だけが妙に記憶に残ったので、敢えて書き記しておく次第。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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