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2014年1月 3日 (金)

COMBAT (丘は血に染まった)

 正月二日、例によってPCにかじりついていたらこの作品がwebにアップされているのに気付いた。

 前編・後編という仕立てである。見始めたときは既に深夜になっていたが、一旦見始めたら止められなくなってしまった。

 ストーリーの大枠は、遮るものが何一つ無い緩やかな広い丘陵の上にドイツ軍のトーチカが二つあり、そこをなんとしても奪取せよとの本部命令。

 ま、ほとんど203高地作戦ですな。

 オリジナルタイトルは「HILLS FOR HEROES」。

 COMBATシリーズを初めて見た60年代の頃は、単に「戦争モン」としてしか見ていなかった。勿論小学生並みの感性で人間性の機微を感じなかったわけではない。

 が、今回、無理無体な作戦本部の指令にも、ほとんどアカンやろと内心思いつつも二度三度と突撃と後退の繰り返しを命じなければならない(そして戦死者が増えていく)ヘンリー少尉の苦悩にも、いちいち頷きながら頭を垂れていたのは、自分のトシと経験が大きく作用している。

 あの当時のぼくだったら、この作品のラストシーンでぽろぽろと涙を流すことはなかった(と思う)。

 学生時代には、歳をとらんと分からんこともあるという諭し方に強い反発を覚えていたぼくではあるが、今になって、やっぱり同じことを若い連中に言う。ホントのところは分かってもらえんやろなとは思いつつ。

 この「コンバット」シリーズの日本語吹き替え版を、奇特な方が幾つかyoutubeにアップして下さっている。

 興味のある方は、「TV-COMBAT 日本語」で検索して下され。

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 以下、「HILLS FOR HEROES/丘は血に染まった」のラストシーンを自分の備忘録のために書き留めておくけど、この話を見ようと思っている方は、ネタバレになるので読まないように。

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(トーチかを遂に二つとも打ち破り、歓喜の声を上げて丘を上ろうとする隊員にヘンリー少尉が撤退を告げる)

カービー: じょ、冗談でしょ

ケーリー: 道はどうするんです? 
       とれっていったでしょう。それをとったんですよ!

ヘンリー: 降りてこい

リトル・ジョン: 嫌だ!
          ここは俺たちの丘だ。おれたちみんなで獲ったんだ!

ヘンリー: 降りてこい

カービー: ここを降りられると思いますか? 
       この射手はぼやきながらも一生懸命やった。
       だけどこいつはもう降りられねえんだ。
       統計屋だって降りられねえ、それにモーガンだって・・・。
       なのにどうして俺たちが降りていけますか!

ヘンリー: ・・・降りて・・・こい・・・

 ヘンリー少尉のただ 「降りてこい」 だけの繰り返しに、これまでの命のやりとり全てが凝縮される。

 カービー、ケーリー、リトル・ジョンの絞り出すような台詞。今読み直してみても、やっぱ、泣ける・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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