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2014年4月28日 (月)

レストラン 身だしなみ

 ぼくがまだガキだった頃、日本のとある飯屋にかなりだらしない格好で入ろうとして入店を断られたことがあった。「銭を払う『客』の服装につべこべ言うな」と憤慨したものだ。

 それがふかぁ~い間違いだったことに気付いたのは、一回目のフランス赴任の時だった。

 以前ここに書いたこともあるので深く掘り下げはしない。そもそもだらしない身なりがレストランで嫌われるのは当たり前。そんなこと誰だって知ってる。

 だけど現実に、レストランからの扱いがどのように変わるのか、FR2が、レストラン側の反応の差をビデオに収めるという興味深い実験を敢行した。

 ちょっとしたレストランへ行くなら誰しも眺望の良い場所で食事したい。

Photo

 

 先ず身なりのよろしい組とだらしない格好の組、二チームを用意する。

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 実験に選ばれたのはポンピドゥーセンターにあるGeorge。災難ですな。ご同情申し上げます。

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 何故ここが選ばれたかというと、晴れた昼間に眺望の良い席とアカン席が明確に別れるから。

 緑色が見晴らしの良い席。

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 対して眺望が宜しくない席がこちら。

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 二組とも予め電話で予約してある。

 先ず「身なりのよろしくない」組が到着。見晴らしの良い席へと案内係に頼んだら、「こちらへ」と即座に上の図の赤い場所に案内された。

 五分後、「身なりのよろしい」組が到着。同じように見晴らしの良い席にと案内者に頼んだら、「どうぞ」と如何なる躊躇のそぶりもなく、上の図の緑の席へ案内された。

 ここで、終わってしまっては面白くない。

 「身なりのよろしくない」組が、「あのー、あっちの見晴らしの良い席に移りたいんですけど~」と案内係に頼む。

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 すると、

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 「アカン思いますわ。あそこは既に予約済みですねん」と、ヤラセじゃないかと思う位ものの見事な係員の反応。

 FR2のルポの凄いのは、別の二組を用意しておいたこと。一回だけじゃ、たまたまかもしれないからね。

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 左側が「ちゃんとした」身なりで、右側がラフな格好。行く先は同じGeorge。

 先ず右の「見てくれ ちょっと、なー」組が到着。

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 見晴らしの良いテラス席を頼んだら、「中の方がよろしおまっせ」と案内人はスタスタと奥へ入っていく。

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 「あのー、テラス席がエエんですが」と言うと、案内係が言うには「テラス席の空きはホンマ、もうないんです」

 そこへスタイリッシュなもう一組が(わざと)遅れて到着。

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 「眺望の良いテラス席がいいんだけど」と同じように案内係に言うと、「こちらへどうぞ」と、予約ノートをチェックする風でもなく、まっすぐ屋外テラス席へ案内された。

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 撮影終了後FR2はレストラン側に「この扱いの差はなーに?」と尋ねたが、明確な答えは返ってこなかったという。

 FR2も罪作りな報道をしたもんだ。この放送を見てる大多数は、「そんなん、当たり前やんけ-」と思ってるに違いない。

 レストランでなんか勘違いして妙に着飾ってる日本人のお方を見かけたこともあるが、そこまでせんでもヨロシ。

 でも、せめてこざっぱりした身なりの方が少なくともソンする確率は低くなる、という平凡な、それでも実証付きのオハナシ。

 

 

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