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2014年10月29日 (水)

ドミニク・ストロス=カーン DSK(Dominique Strauss Kahn) その後

 2012年のフランス共和国大統領選挙で最右翼とされた、当時IMF専務理事だったドミニク・ストロス=カーン、通称DSKは、NYのSOFITELでの強姦容疑で逮捕され(後に訴人の証言が怪しいとして不起訴)、その余波でIMF専務理事も辞任してしまった。

 その後リールでの売春婦を招いたパーティー疑惑なんかがあったせいなのだろう、以後政治界からは足を洗ったようだ。

 当時の大統領選に出馬していれば、ほぼ間違いなくフランス共和国の大統領になったであろうと世評の高かった大物がその後今どうしているのかと気になっていたのだが、投資顧問会社「Parnasse」を立ち上げたらしい。

 Parnasseはパルナスと読む。
 モン・パルナスは、「モン=mont」が山の謂だから、パルナスの山。

 パルナスは”lieu de séjour des Muses”、女神達の集う場所。
 日本の文学界ではParnasseを「高踏派」と訳した。これは結構すごい訳だと思う。物理的な山の高みに文芸上の高みをくっつけたんだから。

 閑話休題。

 その「大物」が居てはるParnasse社に経済アドバイスを求めたならば、その料金は?
 Le Figaroの”Publié le 19/07/2014 à 16:53”によれば、

le tarif oscille entre 50.000 euros et 150.000 euros la demi-heure

 三十分で5万ユーロ、つまり500万円程度。一ヶ月契約ではないよ、三十分ですがな!

 一時間のコンサルタント料が一千万円なんて「ありえん!」と思うのがぼくら庶民だけど、クライアントはいてはるようです。上記Figaro紙によれば、2013年にはこの会社、既に2.5Mユーロ(3億円程度)の売り上げだとか。

 知人の話によると、このオッサンの女癖の悪さはつとに有名なのだが、語りがすっごく上手いらしい。その当時きっての美人辣腕ジャーナリストAnne Sinclairが惚れ込んだのもその手腕(口腕?)によるものなのかもしれないが、さすがに彼女もこの一連の騒ぎでDSKに見切りを付けたようだ。

 にしても、以前に書いたかもしれないが、この「強姦未遂疑惑」騒ぎ、とてもとてもでき過ぎているような気がしてならない。

 この事件は「被害者」の証言に信用がおけないということで、結局不起訴となった。

 でも、世間は騒ぎの方だけ覚えている。

 事実はどうでも良い。騒いだ記憶を刷り込む。仕掛け人にとっては、ここが一番肝要なのだ。刷り込まれた記憶は後からやってきた事実を無意識に無視しようとする。

 朝日新聞の捏造記事群も「9.11」も、そういう脳神経の働きを最大限に発揮した、いわば最高傑作の一つなんだろうな。

 

 

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