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2014年10月 8日 (水)

LED野菜工房

 何故に野菜栽培にLEDの光?

 勿論、普通の電灯より消費電力が少ないせいもある。しかし、それ以上に重要なのは、赤色は光合成を促し、青色は葉の成長を促すことが分かってきたから。

 だったら、選択的にこの二種類の光線だけ集中的に照射すれば、それは実に効率的な「神の手」ではないか?

 LEDはもともと光線源の異なる三原色の素子を別個に照射して思い通りの光を作り出す仕組みになっているのだから、光原色調整は朝飯前。

 閉鎖空観の中で人工光線と管理された栄養素で栽培される野菜は、害虫や病気に冒される確率が低い。だから、一年を通じて安定的に供給できることになる。

 半世紀以上前の子ども向け雑誌に、宇宙旅行ができるようになる頃には宇宙船内で食物の栽培ができるようになる、とイラスト入りで描かれていたことを思い出す。

 その頃幼かったぼくらは、「未来は何て素晴らしいんだろう!」と、心躍らせていたものである。

 それが現実になった。なんと慶賀すべきことであろうか!

 だが待て、しばし。

 こんな工房野菜が一般化した日にゃあ、どこで取れたレタスも大根も、同じ味になってしまうんだろうなあ。

 レシピで決められた栄養素を流す工業水耕栽培なんだから、どこで生産しても寸分違わぬ同じ味になってしまうのか・・・

 それもなんだかつまらんなあ。

 もちろんちょっとした配合の妙というものもあるのだろうけど、こういうのって大抵画一的な方向に進んでいくんじゃないか。 

 「地方特産品」が消えていく。そこに淋しさを感じるのは、年寄りの身勝手というものか。

 食べ物は、「安く、そして安定的に」供給されねばならない・・・・・・んだよ、ね。

 いっそ食事は一日一錠で済むようになってくれる方が、味オンチのぼくにはありがたいのだが。

 

 

 

 

 

 

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