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2014年11月25日 (火)

明治時代の日本の写真 2

 以前に海外の明治時代の日本の写真サイトをご紹介したが、その他にも幕末~明治の写真を多数公開している場所がある。

 長崎大学付属図書館「幕末・明治期日本古写真コレクション

 古写真コレクションの主要部分は,文部科学省大型コレクション購入経費の配分を受けて計画的に収集したものである.これにより 1988 年から 2003 年までの 5 期にわたって,日下部金兵衛,F.ベアト(Felice Beato),上野彦馬らの作品を購入した.その多くは日本に来ていた外国人が記念に欧米に持ち帰ったものであるため,海外が主な入手先となった.
 長崎大学附属図書館では,それ以降も収集を続け,現在では寄贈されたものを含め,約7,100 点の古写真がコレクションを形成している.
・・・
 写真が製作された年代は,主として安政 5(1858)から明治 30 年(1897)頃にかけて,すなわち幕末の開港直後から,日本の近代化が確立期を迎える明治中期にかけてである.
 これらの古写真は当時の日本の姿を現在に伝えるとともに,日本写真史の黎明期にあたるため,写真技法や写真家研究においても重要な資料となっている.コレクションの大半は日本の写真であるが,一部,中国,カナダ等のものが含まれている.
http://oldphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/jp/OldPhotoCollectionDB_jp.pdf#search='%E9%95%B7%E5%B4%8E%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E4%BB%98%E5%B1%9E%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8+%E5%86%99%E7%9C%9F'

 とのことである。

 わしらの世代や地方に住む人々にとっては懐かしく感じられる写真ばかりだが、今どきの日本の都会に住む若者にとっては、これらの写真はもはや外国にしか見えないだろう。

 漱石や宮沢賢治の著作の中でときに出てくる「郵便配達夫」は、決してスパー・カブを乗り回していたわけではない。司馬遼太郎の「坂の上の雲」等々、幕末から明治にかけての物語は、こういう風景の中で動いていったのである。

 降る雪や 明治は遠くなりにけり (中村草田男)

 

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