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2017年5月21日 (日)

ちりふ玉

 奥殿陣屋の薔薇園へ行ったら、骨董市がひらかれていた。蓄音機とSPレコードなんかも出ていて結構楽しめた。

 骨董とは無関係だが、そこで「ちりふ玉」なるものがぼくの目をひいた。

 「ちりふ」は「池鯉鮒」、かきつばたで知られる知立市の古名だとか。

 唐衣  きつつなれにし  つましあれば  はるばるきぬる  旅をしぞ思ふ

 なんて歌が詠まれた場所で、先日三十数年ぶりにその杜若を見に出向いてみたら、立ち枯れ病で壊滅に近い状態だった。でも数少なく咲いていた杜若の藍色は実に素晴らしかったのだが、それはどーでもよい。

 

 21_で、その「ちふり玉」の展示即売会みたいなことをやっていたのだ。

 丸棒タイプは6cm前後で親指くらいの太さ、丸い方は直径2。5cm程度。他に、ぬか漬け用の平べったいのもあった。

 どれも一個二百円、六個で千円。

 効能触れ込みは、「遠赤外線放射93%、公共産業技術センター認定品。水は腐りにくくなり、手に塗ればお肌はすべすべ、古米も美味しく炊け、あらゆる料理が美味しくなる」てなもんだった。

 ぼくはこの手の売り込み文句に即座に乗るお調子者タイプ。
 日本酒は振動を与えると旨くなるという話に、重たい一升瓶をしゃかしゃか振っていた時期もあったなぁ。

 この遠赤外線放射率の焼き物は自分にしかできんと立て板に水で売り込みを掛けるおっちゃんに、「なんで?」と聞いたら、「どんな土でもええというわけやない、厳選した土を使っているから」と言う。尋ねたワタシがバカだった。

 「遠赤外線放射率」てのが何なのか分からんけど、当たるも八卦、当たらぬも八卦。丸棒四本と玉を二個選び、折れた丸棒を見付けて「これおまけしてもらえる?」と聞いたらOK。ちょっとトクした気分になれた。

 「ちりふ玉」でweb検索したらいっぱい出てくるでとも、そのおっちゃんは言ったが、帰宅後確かめてみたらそうでもなかった。

 帰宅後さっそく水道水をペットボトルに入れて丸棒を放り込んだ。
 翌日飲んでみたら、まろやかになった・・・ような・・・気がせんでもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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