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2017年10月10日 (火)

小学校の英語教育 3

 外国語の若年教育は、悪いことではない。

 若年層での外国語教育に理由があるとすれば、日本語以外の音韻に慣れることが第一であるとぼくは思う。

 外国人との会話で苦労するのは、音が聞き取れないからだ。
 音さえ拾えれば、あとは単語と文法力の問題だけで、これは習得しようという意志さえあれば、何歳からであっても、誰にでもできる。けれど、耳の方は、音感の良い人を除けば、トシ喰ってから鍛えるのはハードルが高い。

 だから、若年層の外国語教育に当たっては、歌や美しい文章の暗記に注力するのが最善策だとぼくは信じてやまない。

 小学生が外国語習得にどの程度モチベーションを持ち続けられるだろう。当初こそ、リンゴはアップルって言うんだって、と物珍しさで引っ張っていけるだろうが、それを何年も継続できるだろうか。

 それよりは、暗誦させるのが一番だ。若年層は暗誦能力に長けている。意味が分からなくても覚えてしまう。

 小学時代に授業で習った歌がある。

 ♪クイクヮイ マニマニマニマニ ダスキー/クイクヮイコー クイクヮイカム/クイクヮイ マニマニマニマニ ダスキー/クイクヮイコー クイクヮイカム/オニコディモ オーチャリアリ ウンパ・・・

 意味不明 ( ̄Д ̄;;
 でも、覚えてる。

 時には同僚の名前さえ咄嗟に出てこなくなるようになってしまってるぼくだが、それでも覚えてる。若年の記憶力を侮ってはならない。

 美しく脚韻を踏んでいる歌を一学期で二つほど、正しい発音と共に覚え込んでいけるなら、一生の宝物となること請け合い。

 加えて、「使えるフレーズ」を含んだ短文を暗記する。これは必須であろう。但し、できるだけ正確な発音で。

 初回のフランス赴任時、昔聞いていたNHKのラジオフランス語講座は随分役に立った。テキストの課題文章をぼくは毎週暗記した。

 渡仏後、ごく希にではあるけれど、そこで覚えた構文がそのまま使える場面もあった。
 その時の、その構文だけはとても立派に喋れた。

 相手のフランス人は、文法発音間違いだらけのガタガタのフランス語を喋るコイツが、何故このフレーズだけ?と訝っていたに違いない。

 

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